『本好きの下剋上』の3期は、マインに息つく暇も与えません。第6話では、ただでさえ忙しい本の虫に新たな問題が発生します。
=注意=
以下、クランチロールで配信中の『本好きの下剋上』の3期第6話「神殿の捨て子と色作り」のネタバレを含みます。
マインはもはや虚弱で、か弱い『本好きの下剋上』の主人公ではなく、その勢力は拡大し、彼女の周りにいる人々は増え続けています。
すでにインクや本、ボードゲームなどを製造する工房を所有していますし、神殿の青色巫女見習いとしてのアイデンティティを確立し、直近の話では孤児院を自分の手の内に収めようとしています。3期第6話では、また新たなキャラクターが彼女のもとにやってきました、しかしそれはかなり心配な問題をもたらしました。
マインの最大の関心事は本と家族ですが、より大きな利益を考えることを怠っているわけではありません。
当初、彼女は自分の創作物から利益を得ることを気にせず、放置されてた孤児院の世話も引き受けました。
しかし、『本好きの下剋上』では、また新たな試練が彼女に降りかかりました。
新しい弟が誕生し、当然でしょうが、マインは嬉しくてたまらないようです。彼女は姉になることに大喜びで、早速カラーインクの作成に取りかかり、弟の成長に合わせた本を作ろうと意気込んでいました。
弟誕生の話を熱意をもって受けるのは、必然的に彼女の使用人たちであるはずでした。
ところが、ある側仕えが幼児を抱いてやってきて、「この子は神への供物として預かったものです」と説明すると、話は一転します。
マインは、(捨て子の)本当の理由は両親が子供を育てられないことだろうと理解しました。
神殿は赤ん坊を追い出せないので、マインと側仕えに責任がある事になります。彼女はフェルディナンドに相談しますが、フェルディナンドも子育ての経験はゼロ。
彼はアドバイスとして、マインにできることは、乳母を雇うことだと言いますが、同時に乳母として孤児院で働くことを受け入れてくれる人はいないかもしれないとも言います。
結局、デリアとルッツたちで、順番に赤ちゃんにミルクをあげる事になりました。やっとの思いで赤ちゃん(ディルク)の世話をしていると、今度はそのディルクが病気になってしまいます。
具体的な病名は不明ですが、水疱瘡と似たような症状です。ディルクは高熱だけでなく、全身に斑点がありました。『本好きの下剋上』の科学技術からすると、薬は植物性かもしれません。
ディルクの病状を治す薬がすでにあるのかどうかは、まだわかりません。もし、それがなく伝染してしまった場合、まさにマインの出番となります
– 万一、病気が蔓延した場合、彼女の弟が最も被害を受けやすいのだから。
マインはすでに自分に対する複数の悪の策略で手一杯ですが、ディルクの登場によって、また新たな問題が生じました。
乳母のいない子供を育てることが問題になっているだけでなく、伝染する可能性のある病気が『本好きの下剋上』をこれまで以上に危険なものにしているのです。