『ぼっち・ざ・ろっく!』では、主人公たちが所属するKessoku Band(結束バンド)が登場しますが、その名前の意味するところは何でしょうか?
『ぼっち・ざ・ろっく!』は、後藤 ひとり(ごとう ひとり)、伊地知 虹夏(いじち にじか)、山田 リョウ(やまだ リョウ)、喜多 郁代(きた いくよ)の4人からなる結束バンドを追ったものです。
しかし、このバンド名にはどんな意味が込められているのでしょうか? 主人公たちの苗字がASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアン・カンフー・ジェネレーション)からきているように、音楽的な影響からきているのか、それとも別の意味があるのでしょうか?
アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』が公開される前から、すでに別のアニメ㊟に結束バンドはカメオ出演しています。
㊟2022年1月から3月まで放送された日常系釣りアニメ『スローループ』10話で学園祭のシーンで一瞬だけ映っている。原作出版社が『ぼっち・ざ・ろっく!』と同じ芳文社だからだと思われます。
『ぼっち・ざ・ろっく!』のKessoku Band(結束バンド)の意味とは?
元々は、Kessokuが結束(unity)を意味することもあり、ケーブル等を結ぶのにつかわれるケーブルタイの結束バンドをもじった名前とされています。また、ユニットは下北沢のライブハウス「STARRY」を活動拠点にしています。ケーブルタイの意味を知った上でバンド名を考えたのはリョウでした。
まさに、メンバーが結束している様子をケーブルタイのように象徴する名前です。
ライブハウスでのオーディションでは、2曲を披露し、最終的にはお客さんを交えての再演を行った結束バンド。また、秀華高校の文化祭にも顔を出しました。
結束バンドのメンバーとは?
結束バンドのメンバーは4人。後藤 ひとり(リードギター・作詞)、伊地知 虹夏(ドラム)、山田 リョウ(ベース)、喜多 郁代(ギター・ボーカル)の4人です。彼らのことをもっと知ろう!
後藤 ひとり・・・通称「ぼっちちゃん」。秀華高校1年生。内向的で気弱な性格ですが、バンド活動を経験したいと思っています。才能はあるのに、内向的な性格のため、人前でうまく演奏することができません。
伊地知 虹夏・・・下北沢高校2年生。明るく元気な性格で知られています。バンドのまとめ役であり、ひとりの面倒もよく見ています。
山田 リョウ・・・同じく下北沢高校2年生。虹夏と共に「STARRY」でアルバイトをしています。無表情でミステリアスな性格が特徴。
喜多 郁代・・・秀華高校1年生。人気者で、多くの人に慕われています。リョウに憧れており、ひょっとするとそこから何かが生まれるかもしれません。
「青春コンプレックス」、「ひとりぼっち東京」、「Distortion!!」など、様々な楽曲を演奏してきた結束バンド。
結束バンドは2022年12月28日にフルアルバムをリリースすることが決定しており、すでにファンが心待ちにしています。
『ぼっち・ざ・ろっく!』には、他にも「SICK HACK」や「SIDEROS」といったバンドが出演しています。