「アニソン界の帝王 」が7月に肺がん診断を公表
歌手の水木一郎さんのホームページは月曜日、水木さんが肺がんのため12月6日に死去したことを明らかにしました。74歳でした。
水木さんは、2021年4月の声帯の部分麻痺に続き、7月にリンパ節転移と脳転移を伴う肺がんと診断されたことを明かしました。
さらに、今年初めに新たな肺がんが発見されたため、水木さんは6月に手術を受け、発声や運動機能などの治療を受けていました。
水木さんは2021年4月、「スーパーロボット魂2021 ~stage terra~」のライブで、現在声帯の部分麻痺を患っていることを明かしていました。
その際、「検査に次ぐ検査」であり、50年以上のキャリアの中で初めての出来事であることを付け加えていました。
11月27日、水木さんは最後のライブを行いました。
「アニメソングの帝王」の異名を持つ水木さん。1968年に歌手としてデビューし、アニメソング歌手のパイオニア的存在です。
50年にわたるキャリアで、さまざまなアニメや特撮の主題歌を歌ってきました。
これまでの作品には、『仮面ライダーストロンガー』『仮面ライダーBLACK RX』『仮面ライダーX』『新仮面ライダー』『コンバトラーV』『ボルテスV』『ボルトロン』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『神魂合体ゴーダンナー!!』の主題歌など、多数あります。
また、TVアニメ『マジンガーZ』『マジンガーZ対暗黒大将軍』『マジンガーZ対デビルマン』『マジンガーZ対ドクターヘル』『グレートマジンガー』『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』そしてアニメ映画『劇場版 マジンガーZ INFINITY』など、『マジンガーZ』シリーズの主題歌を多数手がけていることでも知られています。