人気恋愛ファンタジーライトノベルが、2023年の冬アニメに登場!ラブコメファンをくすぐる悪女ストーリーがまたまた展開されます。
新年とともにアニメの新しい季節がやってきます。2023年冬アニメシーズンには、『トモちゃんは女の子!』『英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜』『Buddy Daddies』
といったエキサイティングな新作や、『僕のヒーローアカデミア』6期『ヴィンランド・サガ』2期といった続編アニメが数多くリリースされる予定です。
その中には、待望の『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』(以下『ツンリゼ』)は、他のラブコメ仲間とは一線を画しています。
乙女ゲーム「マジ恋」のファンタジー世界と現代日本をつなぐユニークなストーリーが、『ツンリゼ』です。人気の悪役令嬢モノにツンデレ貴族リーゼロッテが新たに加わります。
本作は、リーゼロッテの活躍を爽やかに描くだけでなく、ドラマチックで可愛らしい瞬間が満載の物語です。
『ツンリゼ』のプロット
『ツンリゼ』は、 高校放送部で、活発で明るい小林 詩帆乃(こばやし しほの)と、小林に恋心を抱いている元野球部員の遠藤 碧人(えんどう あおと)の物語から始まります。
ある日、小林は大好きな乙女ゲーム「マジカルに恋して」(略して「マジ恋」)の、ツンデレな悪女リーゼロッテ・リーフェンシュタールについて遠藤に話をします。
リーゼロッテは、ゲーム中では悪女として描かれ、ゲームの攻略対象の一人である婚約者ジークヴァルト王子とたまたま仲が良かった、ゲーム主人公のフィーネをいじめていたそうです。
しかし、ファンディスクには彼女の手記が収録されており、リーゼロッテは深い誤解を受け、心の中に苦しみを隠していたに過ぎないことが明らかになったそうです。
最愛の婚約者をフィーネに奪われ、絶望したリーゼロッテは、邪悪な魔女に取り憑かれ、フィーネとの大決戦を経て、リーゼロッテは最期を遂げるとの事です。
小林に促され、「マジ恋」をプレイする事になった遠藤ですが、なんやかんやで、遠藤と小林は、それぞれ実況と解説を担当することになります。
しかしゲーム中、2人は、リーゼロッテの婚約者であるジークバルト王子に2人の声が聞こえていることに気づきます。
リーゼロッテを悲劇的な結末から救い、他のゲームキャラクター共々、誰も死なせないために、遠藤と小林は、そのツンデレな性格の裏にあるジークヴァルトへの圧倒的な愛を持つリーゼロッテについて、実況と解説をし続ける事になります。
しかし、世界を救うチャンスは一度きりという事で、ゲームの世界が突然現実味を帯びてきました。
ゲーム内のキャラクターから神と認識された遠藤と小林は、文字通り「マジ恋」の世界を破壊しかねない誤解を解き、悪い魔女を退治できるほど強くなるために最善を尽くさなければならなくなりません。
『ツンリゼ』は悪役令嬢モノのサブジャンルをどう揺さぶるのか?
ツンデレなリーゼロッテとジークヴァルト王子の恋物語もさることながら、放送部員の二人が経験を通じて親密になり、甘く切ないカップルになるなど、恋愛要素も満載です。
ゲーム内主人公のフィーネと、リーゼロッテの従兄弟であり不幸な運命が待っている、ゲーム攻略対象の1人でもあるバルドゥール・リーフェンシュタールとの熱く複雑な関係も見どころです。
このアニメは、ラブコメファンにとって、ほのぼのとした愛らしい関係を満喫できる作品となっています。
『ツンリゼ』を見るには?
『ブラック・ジャック』で知られる手塚プロダクションが制作し、Sentai Filmworksのライセンスを受けて、2023年1月6日にリリースされる『ツンリゼ』は、2023年冬アニメの1つとして放映されることが決定しています。
ファンはHIDIVEでアニメを視聴することができ、第1期では12話の愛すべきドラマチックな出来事が描かれています。原作は、恵ノ島 すず(えのしま すず)氏のライトノベルで、原作イラストは、えいひ氏です。
『ツンリゼ』は、この冬、悪役令嬢のサブジャンルに加わる最もユニークなアニメのひとつになることは間違いないでしょう。