『防振り』の魅力は、主人公が難なくゲームをクリアしていくことですが、第2話でもメイプルがまたそれをやってのけます。そしてまたもや強力なスキルを身につけました。
ーー 注意 ーー
以下、Crunchyroll、Funimation、Huluで配信中の『防振り』第2話「防御特化と五層と六層。」のネタバレを含みます。
『防振り』は、正式のタイトルは『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』で、やたらと長いですが、中身の方はいたってシンプルで、わかりやすい主人公が型破りな方法でゲームの世界を制覇するというものです。
このコンセプトはとても評判が良いようで、その証拠にアニメは第2期を迎えています。こうしたファンの期待に応えるかのように、メイプルは第2期第2話で、またもや強力なスキルを手に入れてしまいました。
『防振り』は、友人に誘われて新しいバーチャルリアリティゲームに挑戦する本条 楓(ほんじょう かえで)の物語です。なんやかんやで結局ゲームをすることになった楓は、キャラクターを作り、それにメイプルと名付けます。
しかし、ゲームに不慣れな彼女は、すべてのポイントを防御力に当ててしまいます。このことで、楓はゲーム内でほぼ無敵の状態になってしまいます。
ただ、攻撃力と素早さはゼロのままでしたが、メイプルはそれを回避する方法をいくつも見つけ、さまざまなチート級のスキルを身につけていきます。
メイプルの強力なスキル群に追加された最新スキル
1期の後半、メイプルは他のプレイヤーたちとギルドを作ることを決意します。彼女は当然のようにギルドのリーダーとなり、それは2期でも継続されています。今回は、ギルドのメンバーとともに5層を目指す話でした。
その矢先、不幸にも、メイプルは体調を崩してしまいます。迷惑を掛けたくなかったメイプルは、自分抜きで5層への試練に挑むようギルドメンバーに言います。メンバーたちは、難なく試練を突破し、5層へ進む権利を手に入れます。
数日後、メイプルの体調が回復したので、彼女は一人で5層への試練を受けに行きます。しかし、試練のモンスターは現れず、代わりに奇妙な場所に飛ばされてしまいます。
そこでメイプルを待っていたのは、一人の老人でした。5層への試練が何なのかわからないメイプルは、要するに老人を倒せばいいのだろうと考えます。しかし、相手はとんでもない実力者でした。
メイプルのどんな攻撃も老人には効きませんでした。無数の銃も、召喚モンスターも、ペットの亀でさえ、老人の守りの前にキズ1つ付ける事すらできません。希望を失いかけたとき、少女はある技を思い出します。
そして、その技を発動させ、大爆発を引き起こすと、相手のみならず、メイプル自身へもダメージを与えてしまいます。それでも、これがなんとか功を奏し、彼女の攻撃は成功します。
老人に認められたメイプルは、彼から「百鬼夜行」というスキルを授かりました。
スキル百鬼夜行は、ただでさえ強すぎるメイプルのどんな役に立つのか
百鬼夜行は基本的に召喚スキルです。5層への試練でメイプルがこれを使用した際、鬼のようなクリーチャーの大群が出現しました。その強さは、試練モンスターを余裕で倒せるほどでした。これでまた、余りあるメイプルのチート級スキルにもう1枚加わり事になります。
メイプルには、機械神や巨大なモンスターに変身するスキル暴虐など、強力過ぎるスキルが既にたくさんあります。しかし、百鬼夜行はそれらと一線を画しています。
機械神や変身とは異なり、百鬼夜行はメイプルが行動を起こす必要はありません。ただ座ってぼんやりしているか、鬼たちが仕事をするのを見ているだけでいいのです。これだけでも大きなメリットですが、新たに習得したスキル「天王の玉座」と併用することで、その機能がさらにアップされます。
この2つのスキルを併用することで、メイプルは強固な要塞と化すのです。
『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2』はdアニメストアやU-NEXTで現在配信されています。
原作はAmebaマンガで読むことができます。