2023年4月6日に放送された『カミカツ』は、インターネット上の視聴者から様々な反応を得ました。
第1話では、CGIのモンスターが登場し、広く批判を浴びましたが、その貧弱なアニメーションは、かえってオタクコミュニティの多数の注目を集めることに貢献しました。
モンスターの稚拙なアニメーションにもかかわらず、多くのアニメファンがこの新しい異世界モノに興味を示し、万雷の拍手を送っていました。
ファンからの最近の反応を考えると、『カミカツ』は、CGIでヘマをやらかしたにもかかわらず、前途有望であるように見えます。
『カミカツ』:CGIモンスターの出来損ないが、結果的に作品に目を向けさせることに繋がった。
『盾の勇者の成り上がり』2期や『EX-ARMエクスアーム』に匹敵する、最も醜いアニメCGI – 『カミカツ』第1話
新異世界アニメ『カミカツ』は初公開後、良い意味と悪い意味の両方でファンの間で話題となりました。
一部のアニメ視聴者は初回放送を高く評価したようですが、アニメ制作のstudioぱれっとによる第1話のモンスターCGIがお粗末だったというたった1点のことが、すべてに影を落としてしまいました。
出来が悪いにもかかわらず、制作側は事もあろうにモンスターの顔をドアップにしてしまいました。これではCGIの出来が視聴者に気づかれないわけが無く、結果、スタジオはその仕事に対して批判を受けることになりました。
数人のファンからは「今までで最も醜いアニメのCGI」とまで言われる始末です。
「まさにエピソード(出来事)だった。ホント、『カミカツ』は、あらゆる面でひどいアニメだった。
酷い3D CGIモンスター、堅苦しいスライドショーのような2Dアニメーション、ひどい色使い(ぱれっと(色使い)という名前のスタジオからすると皮肉だよね)。」
「『カミカツ』 あれ、ナニ! CGI、安っぽ過ぎでしょ。あの牛みたいなモンスター、見ただけで怖かったんですけど、醜いから。」
「なぜその顔をドアップにするかな(笑)。あんなにひどいCGIなら、画面にチラ見せ、しかも遠くからが普通っしょ。」
「いったいナニを見たんだオレは? そんでナンでもっと見たいと思ってるんだオレは? アニメ『カミカツ』より」
「『カミカツ』はかなり面白かったし、モンスターのアレを見た後に予想したほど悪くはなかったよ。思うんだけど、あの明らかなヘマは注目されるためにわざとやった可能性はない? つまり宣伝効果のため、あえてああしたってこと?」
しかし、一部のファンは、CGIが悪いにもかかわらず、全体のプロットは面白かったと同意しました。したがって、特定のシーンのCGIが批判されたとしても、その後のプロットがファンを引き付け、初放送のエピソードを楽しませたということになります。
異世界の主人公が仲間のロイと農作業をしていたアニメ開始から10分した頃、バイソンのようなモンスター、つまり奇怪な像みたいな何かが登場しました。
結局、二人は逃げ出してしまったのですが、このシーン以降、CGIにそのような失敗はなく、プロットは何の中断もなくスムーズに進行しました。
「うぎゅっ 第1話はジェットコースターのような展開だった。なんじゃこりゃのCGIから急なダーク展開に アニメ『カミカツ』より」
「『カミカツ』マンガ既読者ですが、原作面白いです。コメディが中心ですが、ストーリーもあります。アニメ1話は、コメディーと感情面で素晴らしい仕事をしています。最後は本当に引き込まれますので、この作品は、あまり知られていないかもしれませんが、ぜひチェックしてみてください。」
『カミカツ』は、現実の生活で神という概念のない世界を望んでいた主人公が、本当に神のいない世界に転生するところが描かれています。新しい人生を歩む中で、彼は神や信仰の源泉がない場所のネガティブな部分を理解するようになります。
そのため、今後は、彼の最初の信念の回り道をしながら、内なる目覚めを目指しての旅を続けていくことが期待されます。
この作品はコミカルなトーンを持っているにもかかわらず、後半にはダークな展開にもなっています。批判や様々な反応があった後でも、このアニメの盛り上がりはしばらく続きそうです。
『カミカツ』こと『神無き世界のカミサマ活動』の第2話は、日本時間2023年4月13日(木)午前1時30分より放送・配信予定です。