『ワンピース』のグランドラインに存在する最も危険な島々を生き残ることができるのは、最もタフで賢い戦士かならず者だけです。
『ワンピース』の世界では、レッドラインと最も有名な伝説のグランドラインによって、海が大きく4つに分けられています。
グランドラインは、レッドラインと直交するようにほぼ一直線に並ぶ島々で、最強で賢い海賊だけが生き残れる場所です。
首領クリークと彼の海賊船団でさえ、グランドラインからぼろぼろになって帰ってくるほどでした。
グランドラインに到着したモンキー・D・ルフィが訪れたのは、リトルガーデン、ウォーターセブン、スリラーバークといった、普通の海賊ならすぐに参ってしまうような場所でした。
それらの海賊の楽園で生き残るには、本格的な戦闘技術、忠実な乗組員、強力な敵を避けたり倒したりする不屈の精神と賢さが必要なのです。
『ワンピース』の世界以外でも、グランドラインで活躍できるほど強く、問題解決能力の高いアニメのキャラクターは、グランドラインの脅威に対抗できる存在として際立っています。
10 はたけ カカシ(『NARUTO -ナルト-』)
海賊と忍者は全く同じものではありませんが、最も賢くタフな海賊と忍者には多くの共通点があります。
『NARUTO -ナルト-』の世界では、はたけ カカシは多くの悪魔の実に匹敵する術を持ち、グランドラインの海賊のように、機知に富み、狡猾で、予測不可能な戦い方をします。
カカシは船乗りではありませんが、その強大な術と実践的で巧妙な戦略と洞察力で、アラバスタやドレスローザといったグランドラインのどんな島でも生き延びることができるでしょう。
王下七武海たちでさえ、この奇妙なつかみどころのない “海賊 “を捕まえるのは困難かもしれません。
9 トールズ・スノーレソン(『ヴィンランド・サガ』)
『ヴィンランド・サガ』には魔法や覇気のような超自然的な要素はありませんが、トルフィンの父トールズのようなキャラクターは、『ワンピース』の容赦ない世界でやっていくのに十分なタフさを備えています。
もしトールズが覇気を学び、使う事が出来れば、「新世界」でも、何らかの進歩を遂げることも可能かもしれません。
トールズ・スノーレソンは、その圧倒的な強さと耐久力から「ヨームの戦鬼(トロル)」の異名を持つ無類のファイターです。
また、外交も上手な賢い元ヴァイキングであり、無意味な戦いを避け、悪漢や盗賊を殺すこと無く追い払う方法を知っています。
8 リムル=テンペスト(『転生したらスライムだった件』)
リムル=テンペストは、そのユニークな捕食者スキルによって、異世界系作品の中でも最も強力なヒーローの一人となっています。
作品を通して、スライムであるリムルは他のモンスターを吸収してその呪文や属性を獲得し続け、今では魔王にもなっています。
リムルは悪魔の実のような力を自在に操り、その魔力はグランドラインでも圧倒的な強さを発揮するに違いありません。
リムルはグランドラインのどの島でも簡単に生き残ることができ、同じ志を持つ戦士たちを次々と勧誘して、一緒にグループをつくる事になるはずです。その名はさしずめ「スライム海賊団」と言ったところでしょうか。
7 タツマキ/戦慄のタツマキ(『ワンパンマン』)
タツマキは、武術や武器だけでなく、実際の超能力を自由に使える数少ない『ワンパンマン』ヒーローの一人です。
タツマキ、別名、戦慄のタツマキは、悪魔の実に匹敵する凄まじいスケールのサイキック念動力を持っています。
タツマキの能力は、余裕でグランドラインでの生存を可能にし、魚人の蔓延る海域の上空も飛行することができます。
タツマキは、小柄なため、軽く見られるかもしれませんが、グランドラインのどんな海賊団であれ、1度彼女の力を間近で見る機会があれば、直ぐにこの小さな戦慄のタツマキを畏敬するようになります。
6 ケンシロウ(『北斗の拳』)
確かに、1980年代のアニメの主人公ケンシロウは、素手の武道家として、キャプテン・スモーカーやエースのようなロギア系の悪魔の実の使い手には苦戦するかもしれません。
しかし、それ以外では、北斗の拳の主人公は、グランドライン全域で見られる典型的な海賊や襲撃者に対しては、うまく対処できるでしょう。
ケンシロウは、覇気の習得の有無に関わらず、グランドラインのほとんどの悪党を壊滅させることができ、北斗神拳で自分の体重以上のパンチを繰り出すことができます。
ケンシロウは、たとえ相手が覇気や悪魔の実の力を持っていたとしても、「秘孔」を突いてほとんどの人を無力化したり息の根を止めることができるのです。
5 更木 剣八(ざらき けんぱち)隊長(『BLEACH』)
グランドラインは悪魔の実使いに最も有利な場所ですがが、ジュラキュール・ミホークのような剣の達人もそこで生き残り、精進することができます。
ミホークはその恐ろしい黒刀でほとんどの敵を倒し、氷山を真っ二つにすることもできますが、同じことは『BLEACH』の更木 剣八隊長にも当てはまります。
剣八は、グランドラインのどこであろうと、たとえそれがジャヤ島やリトルガーデンであっても、生き残るために必要な戦闘技術、獰猛さ、肝を備えています。
時を待たず、ミホークの真のライバルと目されるようになり、ミホーク自身が、その噂の真相を確かめるため、剣八を追い求めるなんてことになるやもしれません。
4 エンデヴァー(『僕のヒーローアカデミア』)
グランドラインでは、『僕のヒーローアカデミア』の世界で最も強く賢いプロヒーローとヴィランだけが、悪党の自警団や海賊の船長として活躍できます。
新しいNO.1ヒーロー、エンデヴァーは、荒れ狂う海賊たちから無垢な人々を守るため、グランドラインで多くの正しいことをすることができます。
エンデヴァーは、白ひげ海賊団の2番隊隊長としてグランドラインを放浪するほど強かったポートガス・D・エースと肩を並べるほどの存在です。
エンデヴァーは、その炎の力で悪党の海賊団を空高く吹き飛ばすことで名を馳せ、やがては世界政府から王下七武海に指名されるかもしれません。
3 ガッツ(『ベルセルク』)
『ベルセルク』のアンチヒーローである傭兵ガッツは、ミッドランドを旅する中で戦争と苦難しか知りませんでした。
ガッツは覇気や悪魔の実を持ちませんが、強大な力と耐久力、そしてテクニックを誇り、ドラゴン殺しと呼ばれる大剣を振るい一騎当千の強さを誇ります。
ガッツは、グランドラインの島々を生き抜くために必要な、実践的な抜け目のなさを備えており、船での航海の経験もあります。
いざという時は狂戦士の甲冑を身にまとい、グランドラインのいかなる海賊にも立ち向かうことができます。ただし、その際、自分を見失わないように気をつけなければなりませんが。
2 エルザ・スカーレット(『FAIRY TAIL』)
エルザ・スカーレットは、『FAIRY TAIL』のギルドで最も強く、最も尊敬されている魔導士の一人です。
他の『FAIRY TAIL』のヒーロー同様、エルザは厳しい戦いの中で仲間達への思いを大きな力に変えていますが、仮にグランドラインで一人だったとしても生き残り、その名を上げることができるはずです。
エルザは自立した実地的な剣士魔導士であり、一喝しただけで暴漢を追い払うことができるほどの迫力があり、一緒に戦ってくれる新しい味方がたくさん出来ても不思議ではないほどのカリスマ性を持っています。
もしエルザが元の場所に帰れなくなっても、彼女はおそらく、スカーレット海賊団を結成し、グランドラインの荒波を支配してしまうことでしょう。
1 宇髄 天元(うずい てんげん)(『鬼滅の刃』)
『鬼滅の刃』に登場するほとんどの「柱」がグランドラインでかなり活躍できるでしょうが、なかでも音柱である宇髄 天元は特におすすめです。
彼はうぬぼれは強いですが、人目を盗む忍者スタイルの鬼狩りで、上弦の月を含むターゲットを簡単に追跡し、ストーキングし、待ち伏せすることができ、それが彼を優位な立場に置きます。
天元は、信じられないほどの致命的なファイターであると同時に、仮に自分よりも強いグランドラインの敵と出会っても、それから逃れることができます。
また、海賊船や海軍の船に忍び込んで、誰にも知られることなく、他の島への自由航行を確保することもできるのです。