引退した日本の競走馬ナイスネイチャが先日33歳になり、引退馬協会はナイスネイチャが引退後も快適に暮らせるようにと寄付を募りました。
その結果、予想以上の寄付が集まり、その多くは競争馬をテーマにしたアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』のファンからの寄付でした。
『ウマ娘 プリティーダービー』はゲームから始まり、アニメやマンガにもなっていますが、多くのファンが本物の馬についても考えるようになったようです。
ナイスネイチャのために、何千人もの人がそれぞれのナイスネイチャ(良い性格)を披露し、合わせて35,829,730円(約329,000ドル)の寄付をしました。
引退馬協会の沼田 恭子代表は、「寄付金の額もさることながら、何よりも16,296名の方にご支援いただき、ただ嬉しい限りです。」と述べています。
得た寄付金はナイスネイチャーには十分すぎるほどなので、余ったお金は他の引退した動物たちのために使わせていたただくとのことです。