『呪術廻戦』2期、新監督が決定。その理由と、これまで彼が手掛けた作品とは?
『呪術廻戦』2期がいよいよ間近に迫ってきました。しかし、なぜ『呪術廻戦』は2期から新監督になったのでしょう? そしてその新監督は誰なのでしょう? 下記でご確認ください!
『呪術廻戦』1期の監督は?
『呪術廻戦』1期は、韓国出身のアニメーター・演出家である朴 性厚(パク・ソンフ)氏が監督を務めました。
彼は、2017年にスタジオMAPPAに入社して以来、同社の人気アニメをいくつも手掛けています。
『BANANA FISH』『ユーリ!!! on ICE』『残響のテロル』等の作品の中の数話で朴氏のアニメーション作画を見ることができます。
『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の一部の原画も彼の作品です。
監督としては、『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』『牙狼〈GARO〉-VANISHING LINE-』『劇場版 呪術廻戦 0』などを手掛けてきました。
『呪術廻戦』は、朴氏の代表作の一つです。『呪術廻戦』の成功を受けて、朴氏の今後の作品にも期待したいと思います。
『呪術廻戦』は、なぜ監督を交代したのか?
『呪術廻戦』が初代監督から交代した正確な理由は、明らかになっていません。
考えられているのは、朴氏は、現在、アニメ化予定の『Ninja Kamui』で忙しいからだという事です。
朴監督は、その『Ninja Kamui』などを手がける新スタジオE&H Productionに移籍したと報じられています。
同スタジオはどうやら『半妖の夜叉姫』弐の章も引き継いでいるようです。
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『呪術廻戦』2期の監督は誰?
『呪術廻戦』2期監督は、御所園 翔太(ごしょぞの しょうた)氏です。彼は就任前から『呪術廻戦』チームに所属しており、第8話と第17話で絵コンテ・演出・原画を務めています。
前任者ほどMAPPAの大きな作品には関わってはいませんが、『チェンソーマン』第8話の演出、原画、絵コンテなどに参加しています。
御所園氏は、『ブラッククローバー』『モブサイコ100 II』の原画も手がけてきました。
『呪術廻戦』2期は、御所園氏が初めてメイン監督を務める大作となります。
監督交代によって『呪術廻戦』は、どうなるのか?
MAPPAは最近『地獄楽』で制作上の問題を起こしたので、どんな変更もファンにとっては心配かもしれませんが、『呪術廻戦』2期は今のところいい感じに見えます。
1期が完璧に近かったと感じているファンの中には、この変更に失望する人も当然いるでしょう。
特に『柔術廻戦』の数々のバトルシーンを見事にアニメ映像化したことで、朴監督は優れたアクション監督としての地位を確立したのですから、なおのことと思われます。
“You Jujutsu sorcerers are always trouble, no matter what the era!” pic.twitter.com/AKrksPKPVu
— JUJUTSU KAISEN EN (@Jujutsu_Kaisen_) December 13, 2022
「お前ら呪術師は、どんなに時代が変わっても、いつも面倒を起こすんだよ!」
朴氏が去り、寂しくなるのは間違いありませんが、仕方がありません。彼の次の作品を楽しみに待ちましょう。
一方で、『呪術廻戦』の新しい方向性を評価し、変化に対して前向きな気持ちを持つ人も多いのです。
特に、『呪術廻戦』2期の予告編をご覧になった方は、向上したビジュアルを高く評価しています。
The newest Jujutsu Kaisen S2 PV serves to further solidify the appeal of Shota Goshozono’s directorial approach, reaffirming that beyond any reasonable doubt, his head is in the right place for this series.
(1/9) pic.twitter.com/TraGRSYeXW
— Relux (@SakugaRelux) May 26, 2023
最新の『呪術廻戦』2期PVを見るに、監督・御所園 翔太の魅力をさらに際立たせるものであり、彼こそが疑いの余地なく、この作品に適していることを再確認させるものだったよ。
変化というものは、最初は常に少し奇妙に感じるものです。
しかし、改変はアニメ界ではそれほど珍しいことではなく、このshounenアニメの第2期が、(その改変によって)どのようなものになるのか楽しみというほかありません。