東京で ヒットした日本の漫画『ワンピース』が実写シリーズとしてNetflixに登場することになりました。
金の心を持つ若き海賊モンキー・D・ルフィの青春の冒険を描いたこの世界的ベストセラー漫画シリーズは、すでに900話以上のTVアニメシリーズとして映画化されています。
また、13本のアニメ映画、ゲーム、グッズも多数発売されています。
小学生の頃から『ワンピース』のファンだったという早稲田大学のジェンダー・政治研究者、大木仁奈さんが、その感想を語ってくれました。
1997年に少年ジャンプで連載された尾田栄一郎の漫画を読み、その後、アニメを観賞しました。
ハリウッドでのリメイクを心配する声もあるようですが、過去にアメリカで日本のコミックやアニメが描かれた際、期待外れの結果に終わったことがあるそうです。
2017年にNetflixで映画化された『デスノート』は、人を殺せる本についてのマンガやアニメで、失敗作として広く批評されました。
2021年12月、Netflixは同名の宇宙ウエスタン漫画とアニメを実写化した『カウボーイビバップ』は、わずか1シーズンで打ち切りました。
ハリウッドと日本の交流は、数十年前にさかのぼり、リドリー・スコット監督の1982年のSF映画『ブレードランナー』には、スクリーンに映し出される芸者の姿など、日本への言及が多く見られます。
この映画は、アニメ『ブレードランナー ブラックロータス』としても、2021年に放映されています。
日本のポップカルチャーの専門家であるローランド・ケルツ氏は、Netflixのようなプラットフォームでのストリーミング配信がエンターテインメントのボーダレス化に貢献していることもあり、「アニメにとって驚くべき瞬間」であると述べています。
今年、後半に予定されている実写版『ワンピース』は、「少年ジャンプ」でスタートし、映画化され、Netflixに取り上げられたアニメシリーズでもある『鬼滅の刃』の世界的成功に続くものです。
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