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『この素晴らしい世界に爆焔を!』アニメとマンガの8つの違いとは?

『この素晴らしい世界に爆焔を!』アニメとマンガの8つの違いとは?

めぐみん主役の『このすば』スピンオフアニメは原作と異なります。いくつかの変更点は残念ですが、別の変更点はマンガの物語を改善するものです。

『この素晴らしい世界に爆焔を!』のアニメ化は決して失敗ではありません。しかし、多くのケースと同様に、制作チームにはストーリーの修正と改訂に、ある程度の自由裁量が与えられています。
その多くは、突然の球体パズルや、唐突なモンスターチューリップのように、物語にとって取るに足らない変更です。しかし、他の変更の細部に関しては、ストーリー全体に大きな影響を与えることもあります。

マンガvsアニメ、どちらが良いかという論争は永遠に続くでしょうが、この記事ではどちらかを選ぶつもりはありません。めぐみんのスピンオフは、どちらのバージョンが優れているということはなく、どちらも非常に楽しめるという、稀有な例です!

以下のコンテンツは、アニメ『この素晴らしい世界に爆焔を!』第5話までの出来事について述べています。マンガでは第7章に当たります。タイトルはアニメ、マンガ共に、「爆裂狂の誕生(プレリュード)」になります。

 

8 イベントの流れ

アニメのエピソードとマンガの章の間の点と点をつなげようとするのは、スライドブロックパズルの1つをしているようなものです。すべての要素は(一般的に言って)そこにあるのですが、ただ混ざり合っている事が問題なのです。
しかし、いくつかの矛盾点(後述)を除けば、アニメを良くする目的のために出来事を並べ替えた事は、全体的には良い結果になっていると言っていいでしょう。

例えば、爆裂魔法のすごさを五感で感じられるオープニングは、教室のシーンよりも多くの視聴者を魅了することは間違いありません。
また、邪神ウォルバクの(半身の)美女のシーンを長めに描いたことも効果的で、マンガ版でこめっこが出したイースターエッグは、視聴者にとってあまりにも分かりやすく、重要なサプライズ要素を取り除いてしまったことでしょう。
さらに、めぐみんとゆんゆんの友情は、アニメではより自然なペースで進展しているのに対し、マンガ版では二人は最初から親友のように見えます。

 

7 スキルアップポーションの重要性

めぐみんのスピンオフアニメでは、マンガほど授業シーンが多くないため、スキルアップポーションの概念がきちんと示されるのは4話と5話のみで、その後すぐに、ポーションとは全く関係のない話になってしまいます。
一方、マンガでは、ポーションは第1章で登場するなど、読者が最初に目にするものの1つです。

これは一見、大したことではないように見えますが、マンガではスキルアップポーションが常に登場することで、めぐみんとゆんゆんがポーションの獲得をめぐって、互いに競争心をむき出しにするのです。言わば、ポーションは「戦うための理由」を与えているのです。
それに対して、アニメでは、彼女たちのいわゆるライバル関係は、どこからともなく生まれてきたように見えます。ゆんゆんは、ザリガニを持った見ず知らずの人間に、理由もなく生涯にわたっての競争を宣言するほど中二病ではありません。それは確かな事です。
しかし、魔法学園レッドプリズンのトップの座を争うことは、はるかに理にかなっています。

 

6 ゆんゆんの勇敢な行動

アニメでカットされた重要なシーンとして、「養殖」の儀式中にクラスが突然モンスターに襲われた際に、マンガでは描写されたあるシーンがあります。アニメ(第2話)では、ぶっころりーが助けに入ってきたのですが、この時、ゆんゆんの勇敢な行動が丸々カットされてしまいました。
原作では、ゆんゆんは、勇気をもってクラスメイトの前に立ち、一人でモンスターと戦う構えを見せるのです(魔法もまだ使えず、薄っぺらい短剣だけを持って)。

全体として、ゆんゆんはアニメでは基本的に笑いのネタにされ、ほとんど(魔法使いとしての能力の)可能性を示さず、第5話で突然、窮地を救う活躍をします。
しかし、マンガ版のゆんゆんは、もっときちんとした性格で、間抜けでは無く、めぐみんと対等な立場に立っているように見えます。

 

5 ちょむすけのいたずら好きな一面

めぐみんと子猫に似た彼女の使い魔は、事実上切っても切れない関係ですが、残念ながらアニメでは、ちょむすけの強い個性は光っていません。視聴者が見る限り、可愛く、ミステリアスではありますが、ただの羽の生えた黒い猫です。
しかし、マンガでは、ちょむすけの混沌とした、いたずら好きな、トラブルメーカーとしての特徴がはっきりと出ています。これは面白さを演出するだけでなく、ちょむすけの内なる魂の正体を示すヒントにもなっているのです。

教室を猫用の爪とぎ棒として使ったり、行きずりのモンスターを襲ったりと、マンガ版のちょむすけは不吉な遊びの玉手箱のようです。そして、あまり大きな意味はありませんが、この子猫の旧名であるクロ(Kuro)は、アニメではBlack(y)(黒)ではなくInky(漆黒の闇)と英訳されています。

 

4 めぐみんとゆんゆんの戦い

みんなが口を揃えて言うように、めぐみんとゆんゆんは、ライバルという割には、かなり仲がいいです。そして、日常的に口論や決闘をするものの、激しい口論や深刻な対立になることはほとんどありません。しかし、二人の対立において、マンガ版とアニメ版で、大きく異なる場合があります。

マンガ版、第2章「このぼっち少女に祝福を!」では、両者の口論は行き過ぎたものとなり、二人の最大の弱点を中心に展開されることになります。: ゆんゆんは友達に飢えていて、めぐみんは食べ物に飢えている事です。
一方、アニメ第4話では、お互いのスキルポイントや潜在能力についてぶつかり合い、ゆんゆんは爆裂魔法に陰口を叩きます。どちらの場面も非常に激しいものであると同時に、二人の深い絆を物語っていました。マンガでは、アニメのような物理的な衝突には至らなかったのですが。

 

3 控えめな飢えの描写

めぐみんの終わりのない空腹は、『このすば』ではギャグになっています。ただし、彼女のおかれてる状況は、笑い事ではありません。めぐみんもこめっこも、食べ物が常にあるわけではなく、次の食事がどこから来るのか(あるいは皿の上に食用虫が何匹いるのか)、まったくわからないのです。
アニメは、このめぐみんの背景を無視しているとまでは言わないまでも、姉妹の日々の食事に対する苦労が、マンガではより明確に表現されている事を考えると、弱いのです。

めぐみんの食料を得ることに執着した戦術は、まぎれもないものですが、アニメではむしろ後回しにされているような気がします。爆裂が先で、食べ物は後! この区別は、マンガ版ではそれほど顕著ではありません。
また、こめっこと上位悪魔ホーストとの関係も、きっかけは食べ物から始まっているのですが、今のところアニメではほとんど触れられていません。こめっこが腹を空かせていることを不憫に思ったホーストは、できる限りこめっこに大量の食べ物を差し入れするのでした。

 

2 こめっこと上位悪魔ホースト

マンガファンにはお馴染みですが、マンガでは、コメッコとホーストの異色かつ心温まる関係が最初から(というか2章時点から)描かれており、各章の終わりにも、2人のやり取りがこっそり描かれています。
これをアニメに入れると、せっかくのプロットの展開が台無しになってしまう可能性があったので入れなかったのかもしれませんが、(マンガ版での)二人の関係が花開く様子は、非常に興味深いものでありました!

アニメの視聴者にとっては、一連のイベントの発生順が無秩序になっている事はむしろ良い兆候かもしれません。というのも、愉快で愛らしいこめっことホーストのシナリオはまだまだ続くかもしれないからです。
もしそうでないなら、この2人が活躍する姿を見るためだけにでも、ファンはマンガを読んでみるべきでしょう!

 

1 ハリー・ポッターとポケモンのイースターエッグ(隠れキャラクター)

アニメ第4話では、ポーション造りの授業中にハリー・ポッターとポケモンに出てくるキャラを連想させるキャラをあえて登場させましたが、そのインパクトは、マンガのイラストほど効果的ではなかったと言えるでしょう。
マンガ版でのポケモンのかもねぎ(英語名:Farfetch’d)の参照ははるかに特徴的である一方、アニメのかもねぎはポケモンのルーツについてより控えめでした。

一方、アニメ版では、比較的枯れた感じのマンドレイクは、マンガ版第5章で走り回っているマンドレイクの雰囲気を出していません。著作権法との関係もあるのでしょうが、マンガの方がよりうまく表現できています!

 

 

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