カートゥーン『ルーニー・テューンズ』のアニメーターが、自身のTwitterアカウントで、5月15日に『ワンピース』用に描いたシーンを送ったばかりだと明かしました。
『ワンピース』の生みの親である尾田 栄一郎氏は、海の四皇の一人であるカイドウと、これからパワーアップするルフィの戦いのインスピレーションは、私たちの大好きなカートゥーンの一つである『トムとジェリー』のライバル関係であると明かしています。
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『ルーニー・テューンズ』のアニメーター
なので、尾田氏がマンガでやろうとした「カートゥーン的」なアニメーションを実現するために、作品の重要なエピソードの1つの制作に西洋のアニメーターが参加したことは、驚くには当たりません。
Ole Loken氏は、『スペース・プレイヤーズ』(『Space Jam: A New Legacy』2021年制作)など『ルーニー・テューンズ』を手掛けたアニメーターです。彼はTwitterで、『ワンピース』での自分の担当シーンを描き終えたことを投稿しています。
彼が、どのエピソードを担当したかは明かされませんでしが、有名なカートゥーンの制作に携わった人が、パワーアップしたルフィをアニメーション化したと思うと、ファンとしては、興奮し、大きな期待を抱かざるを得ません。
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なぜカートゥーンアニメーターを加えることが『ワンピース』にとって良いことなのか?
すでにカートゥーンアニメーションに精通しているアニメーターを加えることは、ルフィの新しい力を引き出すために必要であり、ワンピースのアニメにとって良いことなのです。
詳細に入る前に、ルフィがこれから行うパワーアップに関するネタバレが、以下含まれますのでご注意ください。
ルフィはアニメで2回カイドウと戦っていますが、毎回敗れています。ルフィがパワーアップを必要としていることは明らかで、マンガではまさにそれが実現されています。
ルフィはギア5(フィフス)という全く制限の無い新しい力を手に入れ、ルフィはこの新しく手に入れた力で、彼のやりたかったことが全部できるようになります。マンガでのギア5の描写は、カートゥーン的な特有の雰囲気を醸し出していました。
アニメで同じようにマンガ的な感覚を再現するためには、その道のエキスパートが必要だったのです。だとすると、すでにカートゥーンアニメの制作に携わってきたアニメーターを起用すること以上に、優れた選択肢があるのでしょうか?。
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ルフィのこれからのパワーアップ
アニメ『ワンピース』は、最新話で、「魔神の一撃! サンジVSクイーン」と題した1,061話を2023年5月7日に公開しました。
戦闘シーンが今までに増して良くなっているので、ファンにとってはこれ以上ない盛り上がりを見せています。そして、あと数話で、ルフィの最も待ち望んでいたギア5の姿に出会えるのです。
しかし、ギア5はアニメでの正式な公開までさらに数カ月要するため、Ole Loken氏がエピソードを描いて送るタイミングが早すぎて、ファンの間では、Ole Loken氏の担当が本当にギア5なのか疑問視されています。
とはいえ、東映アニメーションスタジオで最もよく知られているアニメーターの一人、Henry Thurlow氏でさえ、すでに数ヶ月前に「2023年も『ワンピース』の年になる」と発言しています。
このことは、ファンが何か大きなものを期待しても良いことを示していますが、Ole Loken氏の参加は、おそらくそのひとつになりうるでしょう。
『ワンピース』について
一応、ご存じない方のために説明しますと、『ワンピース』は尾田 栄一郎氏の最高傑作です。このアニメは、広大な海を留まることなく旅を続けるため、絶え間ない冒険物と定義されています。
『ワンピース』は「エピソードが多すぎる」にもかかわらず、ファンから今でも期待されているアニメ作品の1つであることに間違いありません。
アニメはワノ国編に突入し、これまでの中で間違いなく最高の編となっています。ストーリーや戦闘シーンだけでなく、アニメーションもトップクラスで、クライマックスが近づくにつれ、さらに良くなるものと思われます。
知らない人のために言っておくと、ワノ国編の終わりは、ルフィとシリーズ全体の展開に、重要な役割を果たすことになります。